会長挨拶
ご挨拶
この度の役員改選において2024年・2025年度の会長を引き続き拝命することになりました湯田範規(ゆだのりき)です。新役員を代表してご挨拶申し上げます。
鳥取県臨床検査技師会は昭和32年に日本衛生検査協会鳥取県支部として発足し、県内の病院、診療所、検査センター、検診センターなど様々な施設で検体検査・生理検査の業務に携わる約360名の会員が所属する臨床検査技師の学術職能団体です。
臨床検査技師の業務は、血液、尿、便、喀痰などの検査を行う検体検査と心電図、呼吸機能(肺活量など)、超音波、脳波、聴力検査などの生理機能検査があります。そして、医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師、管理栄養士、臨床工学士など他の医療スタッフと協力して、感染対策、栄養管理、糖尿病療養指導などのチーム医療に携わっています。また、医師の働き方改革によるタスクシフトで多忙な医師に変わり自己血糖測定装置の説明、検査結果の説明、内視鏡検査での補助など患者さんのより身近での活動が増えています。
当会では、会員の知識や技術の研鑽により、臨床検査に関する知識の普及及び啓発を通して地域における公衆衛生の向上及び健康の保持、増進に取り組んでおります。
現在、コロナは5類感染症になり日常生活はコロナ前に戻りましたが、依然としてコロナ感染は続いています。将来、新たな新興感染症も出てくると言われています。これからも最新の情報を収集し、臨床検査を通して各医療機関における検査体制の構築・精度の保証に努めて、県民の皆様の安全を確保してまいります。
これからも皆様の温かいご支援・ご協力をお願い致します。
2024年6月2日
一般社団法人鳥取県臨床検査技師会 会長 湯田範規